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はりまざかマルシェの仲間たち

毎週日曜、東京・文京区の熟成肉の中勢以さんで、美味しい野菜を販売している個性豊かな農家たちのブログです。

ウッドチップの発酵熱で苗づくり

こんばんは。
結び合い農園の丹上です。

ただいま、育苗シーズン真っ只中です。
育苗ハウスの中では、苗がずらっとと並んで、定植されるのを待っています。
天候に合わせての、水やりや換気など、私たちには気が抜けない時期でもあります。

今年は新しい試みをしておおむねうまくいっているようなので紹介したいと思います。

2月から始まる育苗。発芽に必要な温度を確保するためいろいろと工夫しなくてはいけません。
ビニールハウスの中でで苗を育てるのが一般的ですが、それだけでは十分な温度が確保できません。

電熱線をつかって温度を確保するやり方もあるのですが、私の場合は有機物が分解される段階ででる発酵熱を利用して温度を確保しています。踏み床温床といわれるものです。

昨年までは落ち葉を利用していました。畳で枠を作り、その中にかき集めてきた落ち葉と少量の米ぬかをいれて、踏み込み、圧縮します。こうすると落ち葉が発酵しはじめて熱が発生します。
この仕事が実はめちゃめちゃ大変なのです。落ち葉を踏み固めて90cmくらいの高さにするのですが、踏み固めた状態で90cmの高さにするには膨大な量の落ち葉が必要です。踏み固めると体積が6分の1くらいになっちゃうのではないでしょうか。

そこで今年は落ち葉の代わりに樹木の伐採ででる木をくだいたウッドチップを利用することにしました。近くに伐採業者があり、大量にもらってこれらます。

これのいいところは、ほとんど踏み込まなくていいところ。落ち葉と違って踏み込んでも体積がほとんどかわりません。かけていた労力が段違いです。
また、くだいてあるので発酵がはじまりやすく、米ぬかを混ぜる必要もありません。もらってきた段階で、すでの水蒸気があがっているほど、しっかりと熱が発生しています。着火剤のような役目をする米ぬかを混ぜると発酵が始まりやすい一方、急激に温度があがってしまって苗をダメにするリスクがありますが、チップの熱なら安定しています。

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私が思うに、有機物の発酵の仕方と、燃え方は似ているような気がします。

落ち葉は非常に燃えやすいのですが、すぐに燃え尽きてしまいます。
木は火が付きにくいのですが、長く燃え続けます。
チップだったら燃えやすいのですが、たぶん落ち葉よりは長く燃え続けるように思います。

だから、チップを発酵させたら、落ち葉を発酵させたときよりも、長い間熱を出し続けてくれるんじゃないかなあ。

この先のウッドチップ温床の温度を注視しながら、いい苗をつくっていきたいです。
今のところは順調です!

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駅から徒歩5分ほどの場所です。

文京区小石川5丁目10番18号




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  1. 2016/04/03(日) 22:32:56|
  2. なるほど野菜雑学!!
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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