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はりまざかマルシェの仲間たち

毎週日曜、東京・文京区の熟成肉の中勢以さんで、美味しい野菜を販売している個性豊かな農家たちのブログです。

野菜が入っているビニール袋のお話

こだわり農家のこだわり

こんばんは、タケイファームの武井です。

新たなカテゴリー「なるほど野菜雑学」、
今日はレアネタです。

スーパーで販売されている野菜はビニール袋に入っているものあります。

大半のビニール袋はOPP防曇(ボードン)袋と呼ばれ、
東洋紡績から発売されていてる『F&G」というブランドが商品知名度が高く、
『FG袋』と呼ばれることが多くなっています。

※ メーカーは数社あります。

ちなみに僕は『FG(エフジー)』と呼んでいて、
『FG』は『フレッシュ&グリーン』の略称です。


『OPP防曇袋』の特徴

OPP(延伸ポリプロピレン)は包装フイルムに曇りが無く、抜群の透明度で食品を鮮やかに見せます。
また、防曇加工を施したことにより、袋の中の水分が水滴にならず、薄い水膜になるので、
内容物を腐敗から守り、鮮度の保持性が良くなります。


P1020048.jpg

このような理由から農家はこのビニール袋を使っているわけですが、
『FG袋』を選ぶ際、大きく分けて3つのポイントがあります。

①サイズ
②穴あき穴なし
③厚さ

①のサイズは、中に入れる野菜によって縦横の長さが違います。
サイズは○○号と呼ばれ、11号サイズですと、縦300mm横200mm、
7号から13号が良く使われているのではないのでしょうか。

僕は4号から15号、さらにネギ用、大根用、ゴボウ用、セロリ用、キュウリ用を
入れる野菜によって流用しています。

②は袋に穴が開いているか空いていないかの違いです。
僕の場合、果菜類は穴あきを使うパターンが多いのですが、
これは人によってまちまちだと思います。

③の厚さはビニールの厚さの事を指しています。
実はこの③が農家の盲点です。

P1020050.jpg

P1020049.jpg

#20は0.02mm
#25は0.025mm

厚さが薄い分、価格も安いので、毎日使う消耗品としては#20を選ぶパターンが多く、
僕が今まで使っていたのも#20でした。
ところが、ふとした疑問がわきました。
「なぜ、2種類の厚さがあるのだろう?」

値段は高いのですが、#25を使ってみたら、
人生の中で決して気にすることのない0.005mmの厚さの違いにびっくりしました。

野菜を入れた状態も違いますし、野菜を入れるのもスムーズ。
さらに全体の見た目も良くなった気がします。

やっと収穫までたどり着いた野菜をお客様の口に入るまで
しっかりお届けするためには、このビニールの厚みはケチる所ではないという結論に達し、
今では#25がベースとなっています。
(残念なことに、全てのサイズに#25が設定されていません…)

野菜売り場でほとんど気にすることはないと思いますが、
野菜の状態、値段の他にビニール袋に注目してみると、
農家の魂が感じ取れると思います。



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最寄りの駅は、東京メトロ丸の内線の茗荷谷駅。
駅から徒歩5分ほどの場所です。

文京区小石川5丁目10番18号



大きな地図で見る




0.005mmの違いにこだわりを持ってしまった僕。
たまにオタクと呼ばれることもあります…




テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/01/06(月) 21:48:21|
  2. なるほど野菜雑学!!
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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