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はりまざかマルシェの仲間たち

毎週日曜、東京・文京区の熟成肉の中勢以さんで、美味しい野菜を販売している個性豊かな農家たちのブログです。

仕事の価値

タケイファームの武井です。

中学生くらいの頃、親の職業が農業ということもあり、
友達からは「百姓!百姓!」と言われたことが多々ありました。

今では「百姓」という言葉は農業のステータスみたいなイメージがありますが、
当時は、馬鹿にされていることしか頭にありませんでした。

こんな事から、絶対にやりたくない職業は「農業」だったのですが、
一番やりたくない職業について早16年目を迎えています。

まだ恥ずかしくて「僕の仕事は農業です」とは言えない頃から
いつも頭にあったのは、「農業という職業の価値を上げたい」ということでした。

お父さんの仕事がパイロットとか弁護士とかカッコイイではないですか。
農業もいつかそうなってほしいと思っています。

そういう思いもありまして、農家を見下されるのは大嫌いなのです。
生産者という立場は底辺の位置づけにされることが多いので、
そのような事を心の底から変えたいと思っています。

今まで一切営業をしてこなかった理由の一つがここにあります。

僕の野菜は95%シェフに直接販売しています。
今、お付き合いしているシェフは良い方ばかりで、生産者を大切にしてくれています。

中には、値切ってきたり、B級品を安く仕入れたいとか言ってくる方もいますが、
その時点でテンションは下がり、野菜を販売する気力がなくなります。
取り引きはまず成立しないことになります。

自分の野菜につけた値段は自分の仕事の価値だと思います。
小松菜1束1000円で販売するような無謀な価格ではありません。
自分が一生懸命やってきた価値を下げてまで買って頂くつもりは一切ありません。

「武井さんはとんがっている」と言われたこともありますが、
そうではなくて、自分の気持ちにウソをついてまで調子よくできないのです。

確かに、野菜の金額を50円下げれば買ってもらえるかもしれません。

只、「その場の僅かな売上げ」、「目先の僅かな売上げ」で
自分の価値を下げてしまってはいけないと思います。

野菜を販売する場所の状況もあると思いますので、
自分の判断で値段を下げることはあるでしょうが、
人に言われて下げたりすることは自分の仕事を否定されているようなものです。

「武井さんはとんがっている」と言われ続けてきましたが、

今では

「武井さんはブレないですね」

に変わってきました。

IMG_4481.jpg

ボロボロな指ですが、僕の仕事の価値です。







テーマ:野菜づくり - ジャンル:趣味・実用

  1. 2017/05/10(水) 13:22:26|
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